みゃあちん

綺麗なお月さまでした。

夕日
昨日は夕日も綺麗な日でした。

月

みゃあちんが亡くなりました。
これまでみゃあちんをみてくれた方々へ心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

「花と猫」はみゃあちん ありき。
みゃあちんがいたから始まったし、みゃあちんなしでは成立したくないし、ほんとに細々とほぼ自分のために続けてるのでどんな方が読まれているかわかりませんが、これからもみゃあちんはここで生き続けてもらおうと思っています。(画像もいっぱいあるし。)

今後とも宜しくお願いいたします。

ここから先はつらいので「続きを読む」にします。
でも書きとめておきたいので書きます。ごめんなさい。
つらいのがつらい方はめくらないでくださいね。


先日病院に行ってからもご飯を食べない、ちゅーるも食べないしどんどん弱り、呼吸がつらそうなので、2日後に病院へ行くとしばらく待ったあと、診察室へ行き、すぐに酸素室のある部屋へ。
みゃあちんは肩で息をしていたし、酸素がいっぱいならきっと楽になるんだと思い、一緒に酸素室へどうぞ。との事だった。外観も素敵だし、設備も立派だなぁと思いながら設備が色々ある部屋へ入ると
みゃあちんが私を見つけ、必死の表情で手を伸ばし、口を開けて「アー」と叫んだ。
※聞こえないけど叫んだと思う。
「タスケテ!!イカナイデ!」と言った気がしたので、近づいてできるだけ普段の顔で「みゃあちん」と声をかけました。
泣きそうなみゃあちんを見るのは大変つらく、先生の「さ、もう行きましょう」の声に押されたこともあり、すぐに顔をそむけたけど、部屋を出るとき振り向くと、もうみゃあちんの顔はそのガラス窓にはありませんでした。
部屋を出ると、院長先生に「人間だと貧血とかチアノーゼをおこしている状態なので、酸素室で30分~1時間くらい休んでもらってそれから診察します」と言われ、待合室は割とそれなりの間隔で人がいたので、車の中で待つことにしました。
30分~1時間って結構時間あるな・・とスマホを出したとたん、看護師さんが車の窓をたたき、「出れますか?」と聞かれ、再び診察室へ。
えらく早く何事?と思ってたらみゃあちんが先生に腕を握られ、宙づり状態で何か処置をされていた。
私はレントゲン室とかで着るみたいな服をつけられたけど、着るときも「これはこうして・・」と、、看護師さん達は慌てる様子もないのでなにかちょっと困ったこと・・病気とかみつかっちゃったのかな・・と思ってちょっとどきりとしながら見ていた。
次に先生が「酸素室でね、発作・・みたいなのを起こしてね、背骨がね、こう、ぴーんと伸びた状態で・・」とみゃあちんの両腕を片手で握り、心臓マッサージ(かな?)をしながら自分の背を伸ばして見せた。
(みゃあちんはこれまで発作なんて一度もなかったのに急に酸素がいっぱいでびっくりしたのかな)なんて思ってたら、看護師さんに、「〇〇持ってきて」と言いながら、心拍数とか脳波の電子ボード?をあごで指し、「今ね、薬で心臓を動かしてるんですよ。脳波もね、動いてないんですよ」と言った。
・・・え?
「だいたいね、15分で戻らなきゃ、生存率はだいぶ下がると言われてます。」
・・・・え??発作、ですよね。
そして看護師さんに「〇〇持ってきて」
みゃあちんは先生に両腕を片手で握られ舌をピンチ(?)みたいなので抑えられたまま何本も注射され「はい、今10分」「はい、15分」「はい、20分たちました」
もうおしまい、みたいなよくわからないまま、「人間もそうですけど、死んだらね、喉とおしりに綿を詰めるんですがどうします?」と聞かれた。
え?詰めるって何?みゃあちん苦しいのに。
みゃあちん、死んだの?

これから介護が必要になるかな、とは思ってたけど、みゃあちんは元気に帰ってちゅーるを食べるんだとしか考えてなかったのに、死んだなんて受け入れる事ができず、みゃあちんに綿をつめるなんていう事も受け入れられる訳もなく。。
「死んだ」とは最後までおっしゃらなかったな。

今考えると「発作」ではなくその時もう心臓は止まったんだね。
そしてそれは私が背中を向いた時なんじゃないかな。
みゃあちんは硬直していく中、「みゃあちん、眠りな」と瞼を閉じさせても片方どうしてもつむらず、目頭に涙があった。
みゃあちんは泣く事があるんです。
小さい時、私が仕事に出る時などに目をうるうるさせていてびっくりした事が2,3回あります。

私はみゃあちんと出会った時、こんなにかわいい子を2Mくらいの高い塀の上に置き去りにした人を許せないと思い、会った事はないけど、みゃあちんのおかぁさんに大切に育てます。と誓った。
それから、みゃあちんは私より先に逝くのだろうから、みゃあちんが死ぬ時に、「この世に生まれて良かった」と、「楽しかった」と感じながら死んでほしいと思っていた。

抱っこもあんまりさせず、キレるし怒るし、猫としてそう好まれるタイプではなかったかもしれませんが、優しくて、喧嘩を仲裁したり、・・私たちには本当に大切な宝物でした。

みゃあちんを一番選択したくない環境で死なせてしまいました。

みゃあちんが天国までの道を迷わず、まっすぐに行ってくれますように。。。
ほんとの天使になって楽しく暮らしてね、みゃあちん。

みゃあちん、ほんとにごめん。
そしてありがとうね。

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